人のことには何やかやと口うるさく言う割りに、自分のことにはからっきし無頓着。
そんな人が昔からいるもので、その代表が医師や看護師だったりするわけですが、その点では介護士も同じかもしれません。
利用者さんには「夜はちゃんと寝ないと、明日がしんどいよ」と言いながら、残念ながら深夜を回っても、カラオケなどに興じている若いスタッフもいたりしますよね。
もちろん、ストレス解消の意味もあるでしょうから、一概に悪いとは言いませんが、休息をしっかりと取るのも、ある意味仕事のうちです。
睡眠不足が原因でミスを起こし、それが大きな事故につながってしまったら、後で悔やんでも悔やみきれるものではありません。
ことは夜勤専従の介護職でも同じです。業務を終えた後はしっかりと睡眠を取るのが大切です。
確かに、仕事の状況によっては頭が冴えて、目を瞑ってもなかなか寝付けない時があるものですが、そんな時には、38度くらいの温めのお湯で半身浴をしてみましょう。
目安は20分程度です。好きな音楽を聴きながらでも構いませんし、アロマテラピーに興味のある方なら、エッセンシャルオイルを入れてみるのもいいですよね。
半身浴は気分をほぐしてくれるだけでなく、疲労回復や冷え性対策にも最適です。
リラックスした状態で体を休めるためにはスマホやテレビは厳禁です。
カーテンなども普通のカーテンではなく、部屋を暗くして睡眠の質を上げられるよう、いわゆる遮光カーテンを使ってみることをオススメします。
眠りでお困りの介護士さんは、ぜひ一度試してみてください。